課題から組み立てた、5つの仕組み。
何に困り、どう変えたのか。受注・商談・利用支援・集客・多言語発信。企業ごとに異なる課題に対し、どんな仕組みをつくり、事業にどんな変化が生まれたかをご紹介します。
A社|受注・在庫
受注受付が逼迫し、新規・大規模案件の獲得が難しい。
B社|商談・書類・決済
相談して決める商品を、見積もり・書類・購入まで一つの流れで扱いたい。
C社|利用支援
個別調査を含む回答の負担を減らし、利用者がつまずかずに使えるようにしたい。
D社|集客
商品をまだ知らない人にも、継続して情報を届けたい。
E社|多言語メディア
専門用語の意味を保ちながら、ニュースを海外へ届け続けたい。
A社|受注に追われる状態から、事業を広げる体制へ。
ゴール:日々の受注を回しながら、新規・大規模案件にも対応できる体制へ。
課題|メール・FAX・電話の受注で、業務が逼迫。
A社では、メール・FAX・電話からの受注受付で業務が逼迫していました。既存の受注に対応する負荷が高く、新規案件の獲得や、大規模なクライアントの案件獲得が難しい状況でした。
扱うのは、預かり在庫と、お客さまの仕様に応じる別注品。こうした取引に合う受注管理と在庫管理を整え、案件が増えても運用できる仕組みが必要でした。
解決|受注・在庫・クライアントとの共有を、一緒に設計。
預かり在庫と別注品の受注管理をシステム化。
取引の形に合わせ、預かり在庫を扱う注文と、個別の仕様を持つ別注品の受注を管理する仕組みを構築しました。
RFIDを使う、在庫管理の運用フローを確立。
RFIDを活用した在庫管理フローを確立。システムの機能に加え、現場での運用まで含めて仕事の流れを整えました。
在庫数を、クライアントとリアルタイムに共有。
預かり在庫の在庫数を、クライアントとリアルタイムで共有できるようにしました。受注側に加え、発注するクライアントの業務も支える仕組みです。
導入後|クライアントの負担を減らし、新規獲得を支える。
クライアント総務の業務コストを、大幅に削減。
預かり在庫の在庫数をリアルタイムに共有できることで、クライアント総務の業務コストも大幅に削減しました。
運用まで含め、新規案件につなげられる仕組みに。
受注管理と在庫管理を、実際の運用まで含めて整備。既存の仕事を回すことから、新規案件の獲得まで見据えたシステムに仕上がりました。
受注が増えると、現場が回らない方へ → 事業を広げるための設計・開発を見る →
B社|商談・書類・決済を、マイページで一つに。
ゴール:個別の商談から見積もり・書類・決済までをまとめ、管理コストを抑える。
課題|相談して決める商品を、購入と管理までつなぎたい。
カスタムオーダーは、既製品のように商品を選ぶだけでは購入まで進めません。お客さまの要望を聞き、仕様をすり合わせ、見積もりを出してから、決まった内容で支払いへ進む必要があります。
B社では、お客さまとの商談に加え、運営側の見積もり計算や見積書・請求書・領収書の管理まで、一つの仕組みで扱うことがテーマでした。
解決|商談・見積もり・書類・決済を、一緒に設計。
チャットで、個別の要望をすり合わせる。
マイページにコミュニケーションチャットを構築。カスタムオーダーの商談を行えるようにしました。
見積もりを自動計算し、書類をまとめる。
管理側で見積もりを自動計算。見積書・請求書・領収書は、マイページ上で確認できるようにしました。
商談で決まった内容から、決済へ進む。
商談と決済フローをつなぎ、相談から購入までを一気通貫で進められる仕組みにしました。
導入後|お客さまは購入しやすく、運営側は管理しやすく。
相談から書類の確認・決済まで、マイページで。
お客さまは、個別の要望を相談し、その流れで決済まで進めるようになりました。見積書・請求書・領収書もマイページで確認でき、購入に関わる情報を一か所で扱えるようになっています。
情報を集約し、管理コストを削減。
商談と見積書・請求書・領収書をマイページに集約。管理側の見積もり自動計算と合わせ、情報の管理にかかるコストを削減しています。
C社|相談対応の負担を減らし、新規獲得へ。
ゴール:利用者が疑問で止まらず、運営の回答負担を抑えながら利用者を増やせる状態へ。
課題|個別ケースを調べて答える対応に、多くのコスト。
使い方が分からない、不備がないか確認したい。こうした相談に対し、C社の運営側は個別ケースの調査を含めて回答しており、多くの対応コストが発生していました。
利用者が疑問につまずかず先へ進める支援と、運営側の負担軽減を両立させることが課題でした。
解決|使い方と不備の確認を、AIチャットが支援。
利用中の疑問を、気軽に相談できるように。
システムの使い方を相談できるAIチャットを構築。利用者が疑問を解消するための接点を、サービスに組み込みました。
不備の確認も、自動応答で支える。
使い方の説明に加え、不備のチェックもAIチャットが支援。利用中の相談・確認に応答する仕組みをつくりました。
導入後|回答コストをほぼ解消し、新規獲得にも。
運営側は、個別調査を含む回答コストをほぼ解消。
個別ケースを調べて回答していた対応コストが、ほぼなくなっています。利用支援を続けながら、運営側の負担を抑えられる仕組みになりました。
利用者は、気軽に相談し、つまずかずに進める。
AIチャットで相談しやすくなり、顧客がつまずかずに利用を進められるようになりました。この変化が、新規のお客さまの獲得にもつながっています。
D社|継続して発信し、新しい市場と接点を。
対象:集客動画/静的コンテンツ/生成AI/定期配信
課題|まだ知られていない人へ、どう届け続けるか。
新しい市場へ広げるには、商品・サービスを知らない人との接点が必要です。D社では、動画と静的コンテンツを定期的に配信し、知ってもらう機会を継続してつくることに取り組みました。
解決|生成AIを活用し、制作と配信を継続。
集客用の動画と静的コンテンツを制作。
生成AIを活用し、動画に加え、画像などの静的コンテンツも制作しています。
一度の制作で終わらず、定期的に届ける。
コンテンツを定期配信し、商品・サービスを知る人との接点を重ねています。
導入後|リーチが伸び、新規マーケットが拡大。
定期的な動画・静的コンテンツの配信によって、リーチ数を伸ばし、新規マーケットを拡大しました。制作物を用意するだけでなく、届け続ける運用まで含めた取り組みです。
E社|専門ニュースを、海外にも伝わる言葉へ。
ゴール:専門情報の意味を保ち、海外へ継続して発信できる状態へ。
対象:専門ニュースメディアの多言語化/AdWell GOによるサイト構築・運用/専門用語とAI翻訳の連携
課題:言葉を置き換えるだけでは、専門情報が伝わらない。
専門用語には、一般的な訳語では意味が変わるものがあります。固有名詞や表記ゆれも含めて言葉の扱いをそろえながら、日々増えるニュースを海外へ届け続ける仕組みが必要でした。
解決:メディアの知識を用語集にし、AI翻訳と組み合わせる。
専門用語のルールを共有する。 言語ごとに使いたい訳語を登録し、原語を残す名前や表記ゆれも整理します。
記事に合わせてAI翻訳へ渡す。 用語集から記事に登場する言葉を参照し、専門知識を翻訳の判断に生かします。
人の修正を守りながら運用する。 人が編集した訳文は自動翻訳で上書きせず、記事と用語集の見直しを継続改善につなげます。
現在地:構築から運用へ。翻訳の仕組みを育てる挑戦。
AdWell GOを使い、専門用語のローカライズとAI翻訳を組み合わせた多言語ニュースサイトの構築・運用に取り組んでいます。専門性と更新のしやすさを両立するため、実際の運用で見つかった課題を設計へ戻していきます。
この事例でお伝えしたいこと
たっきゅんは、お客様の専門知識をAI・システムへ組み込み、継続して発信できる形をつくります。
自分たちの事業でも、課題から仕組みを。
私たち自身も、商品・サービスを販売し、日々の運用を改善しています。使う側で経験した課題から、購入・継続利用・物流・採算をつなぐ仕組みを育てています。
専門サービスのSaaS|利用者が増えても、支援を続ける。
課題:専門性の高い問い合わせに対応しながら、購入後の利用支援を続けること。定期購入とリピートの仕組みも必要でした。
取り組み:システム設計とサブスクリプションの構築に加え、カスタマーサクセスを自動化。Sitekittのリピートメール、Stripe・GMOペイメントゲートウェイによる定期購入も活用しています。
起きた変化:利用者の増加と、保守コストの低下につながりました。事業の拡大と、支援を続ける負担の軽減を両立した実践です。
Sitekitt|ECを、自社の仕事に合わせて広げる。
課題:ECの販売機能に加え、物流管理や社内システムなど、独自の業務との連携が必要でした。
取り組み:自社ECプラットフォームSitekittを開発。ロジレスなどの物流管理システムや社内給与システムとの連携を、業務に合わせてカスタマイズしています。
できたこと:クラウドファンディングでの利用実績があり、販売と周辺業務をつなぐ仕組みとして活用しています。
メーカーとしての経験も生かし、デザイン・パッケージ作業・出荷代行は、自分たちでも利用する専門業者をご紹介。原則として直接契約・直接のやり取りで進め、必要な場合は調整に入ります。
越境EC|発送の準備だけでなく、採算も見渡す。
経験した課題:ShopifyでのFedEx連携、決済連携、商品登録など、販売を始めるまでに多くの初期準備がありました。発送後には、ブラジル向けの税金の扱いも課題になりました。
取り組み:自社で連携設定と販売・発送を経験し、販売国に応じた運用確認の必要性を把握。現在は、注文・決済・送料・原価をつなぐ利益集計にも取り組んでいます。
現在地:越境ECの利益集計は改善を進めている段階です。発送できることと、利益が残ることの両方を見渡せる仕組みを目指しています。
AdWell|メディアに合う広告を、自分たちで管理。
課題:オウンドメディアに関連性のない広告が表示されると、メディアの価値を高める広告運用につながりません。
取り組み:広告管理ツールAdWellを開発し、卓球王国に採用いただきました。関連性のない広告を排除し、メディアに合う広告を運用する仕組みです。
できたこと:メディアの価値を高める広告運用を支える仕組みになりました。多言語対応による新しいビジネスモデルにも挑戦しています。
御社では、どこが成長の妨げになっていますか。
受注をさばく仕事、購入までのやり取り、購入後の支援、新しいお客さまとの接点。いま止まっているところと、目指す状態から、最初に手を入れる場所を考えます。
事業全体の設計から必要な部分を開発し、稼働後も定例ミーティングと保守・アップデートで改善を続けます。
